市長の活動日誌:2023年10月11日から10月20日まで

更新日:2023年10月24日

令和5年10月11日(水曜日)

晩に、速川地区でのまちづくりふれあいトークを開催しました。
多くの皆様から、人口減少に絡む課題が指摘されました。独身男女の出会いの場の創出や後継ぎがいないことからの相続の方法、人口減少に対する市の認識や対応、若者に魅力ある企業誘致、獅子舞の伝承方策などです。
このほか、道路に覆いかぶさる樹木対策やイノシシ対策、市長の海外出張はビジネスクラスでもいいのではないか等の意見がありました。
色々と課題が山積していますが、しっかりと対応を検討してまいります。

令和5年10月12日(木曜日)

昨日は、晩に速川地区のまちづくりふれあいトークがあり、朝方に荷造りをしてサンフランシスコに向かいました。(14日からのクラフトバレーフェア出展)
成田17時発で日本時間13日1:30(現地時間12日9:30)着で飛行時間が8:30でしたが、最近の飛行機は、エコノミークラス席の座席がリクライニングにならず、ほとんど飛行機の中では眠れず、時差ボケ(と言うより寝不足)の状態でしたが、何とか午後から、ジェトロ(日本貿易振興機構)サンフランシスコ事務所を訪問し、林揚哲所長(経産省ご出身で三牧前富山県知事政策局長とも周知の方)や職員の皆さんと面会し、最近のサンフランシスコ事情や日本からの輸出の留意点など、一時間ほど意見交換しました。

令和5年10月13日(金曜日)

サンフランシスコ日本国総領事館にご挨拶にお伺いしました。
総領事の大隅洋さんは富山県にもお越しに来られたこともおありで、立山黒部アルペンルートや世界遺産の五箇山の合掌集落のことはご存知でしたが、富山湾が世界で最も美しい湾クラブに加盟していることはご存知でなく、富山湾越しの美しい立山連峰の景観に驚いておられました。
サンフランシスコ都市圏周辺には3.5万人の日系人がおられ、それだけでも相当の購買力で、更に、サンフランシスコを中心としたカリフォルニア州でブレイクした物は全米にも大きな影響力があるとのことでした。
明日からのクラフトバレーフェアに向けてがんばります。

 

明日からのサンフランシスコでのクラフトバレーフェアの会場となるジャパンセンター内を確認して、夕方から、フェア成功に向けてのレセプションに出席しました。
サンフランシスコ日本国総領事の大隅さんやJETROサンフランシスコ事務所をはじめ、関係の皆様が出席されて、当フェアに向けての意気込みや、ビデオによって出展している氷見市や高岡市、南砺市、岐阜県飛騨市、石川県小松市の紹介も行いました。
関係の皆様からは、寒ぶりやぶりジャーキー、フィシュレザー製品、梅酒などに対する問い合わせがありました。

令和5年10月14日(土曜日)

いよいよ、サンフランシスコでのクラフトバレーフェア開幕です。
氷見市、高岡市、南砺市、飛騨市、小松市とともに今年から富山県も参加です。
サンフランシスコ総領事、私もつられて即興で英語で挨拶し、11時にテープカットを行い開場。
氷見市の出展品では、和菓子、ぶりジャーキー、フィッシュレザーが売れていました。
日系人の方ばかりではなく、日本に興味のあるアメリカ人も多く、子供連れの方も来場いただきました。氷見市に興味を持ちパンフレットを持っていく方も多く、中にはこの冬に、氷見にブリを食べに行く予定という方もいました。
フェア終了後、希望者限定で日本酒、梅酒(稲積梅)の試飲会も行いアンケートも行いましたが、梅酒を好む方も多くおられ、是非買いたいとの方もおられましたが、現地の法律の関係で売れませんでした。
また、近くの日系のスーパーマーケットを2店舗の責任者を訪問し、また、アメリカ大手の食品流通企業JFCと、食品の輸出について桝本氏とともに、今後も継続して交渉していくことを打合せしました。
今日の来場者は約500人でした。

令和5年10月15日(日曜日)

山森記念財団で、来年度から氷見高校生数名をアメリカのシリコンバレーに短期留学させ、世界最先端の情報技術の現場を体験してもらうことを計画していることから、サンフランシスコでのクラフトバレーフェアの合間を縫って、現地のキーパーソンとなる桝本博之さんに案内頂き、全米でも合格率が3%程度と難関のスタンフォード大学や、ITの最先端のGoogleやApple本社を見学に行ってきました。
桝本さんはシリコンバレー在住で活躍されておられ、富山県のエグゼクティブアドバイザーでもあり、今回のクラフトバレーフェアの発案者でもありますが、これまでも数百名の高校生や大学生のシリコンバレーへの受入も行っています。
今日は日曜日でしたので、いずれも内部は見られませんでしたが、氷見高校生たちに、スタンフォード大学での短期間での授業やgoogleやAppleの仕事ぶりを見てもらい、将来、国際感覚やデジタル技術を身につけてもらいたいと思っています。

 

サンフランシスコでのクラフトバレーフェアも二日目と最終日を迎えました。
会場のジャパンセンターは東館と西館があり、その間は広場になっており、人通りも多いため、そちらでマスコットキャラクターのビズベアちゃん(日本ご当地キャラクター協会所属)と一緒に、東館二階のフェア会場への誘客も行いました。
氷見市の出展では、昨日に引き続いてのお菓子やぶりジャーキーが売れており、殆どのお菓子やぶりジャーキーは完売しました。
また、ラポジェさんの着物も売れていました。
明日からはバイヤーさんとの商談会も開催されるので、多くの商品が取引に繋がるよう期待しています。

令和5年10月18日(水曜日)

昨夕、サンフランシスコから帰国しました。
行きは9時間でしたが、偏西風の関係で帰りは11時間で、流石にエコノミークラスは座席も倒せず、辛かったです。
そのまま東京に留まり、私は富山県の漁港漁場協会長の立場で、今日は午前中は全国漁港漁場協会の理事会、午後は第72回全国漁港漁場全国大会に出席しました。
終了後は、県選出国会議員への要望でしたが、堂故参議院事務所では堂故先生が国土交通副大臣として多忙なことから、今日から薮田前県議が働かれるとのことで、初仕事として提言書を受け取って頂きました。

令和5年10月19日(木曜日)

横浜にある台北駐日経済文化代表処横浜分処(台湾の領事館に相当)に張淑玲所長を訪問しました。
私が6年前に初めて台湾を公式訪問した際には、台湾の外務省にあたる台湾日本関係協会の秘書長(事務局長)をされておられ、今日の氷見市と台湾の友好交流の架け橋となっていただきました。
来年2月に台湾で寒ぶり交流会をすることなど、今後の友好交流について意見交換するとともに、昨今の日本の水産物を中国が全面輸入禁止としていることに関し、先の台湾のパイナップルを中国が輸入禁止とした際に日本がパイナップルの輸入に協力してくれたことに触れ、今回は台湾が日本の水産物の輸入に協力したいと言って頂きました。
台湾の友好協力に感謝です。

 

神奈川県庁を訪問し、黒岩知事と面談しました。
今年は浅野総一郎翁生誕175周年で、浅野翁が埋め立てを行った京浜工業地帯の埋め立て完成から95周年です。
そうしたことから、来る12月22日に、浅野翁が足跡を残した富山、神奈川、群馬県知事に氷見にお越しいただき3県知事トークをできないか、その説明にお伺いしたものです。
黒岩知事は、篠田副市長や紺野美沙子さんもよくご存知で、これまでも氷見市にも来られたこともあり、親しくお話させて頂きました。

令和5年10月20日(金曜日)

「第35回全国健康福祉祭えひめ大会ねんりんピック愛顔のえひめ2023」に出場される皆様の激励会を開催しました。
ゲートボールやグラウンドゴルフ、卓球、太極拳、剣道に出場される6名の皆様です。
氷見市、そして富山県の代表として、悔いのないよう普段の練習の成果を十分に発揮して頑張ってきてください。

 

比美乃江稲積JBOYSがこの度、生涯スポーツ優良団体表彰(文部科学大臣表彰)を受賞しました。
比美乃江稲積JBOYSは昭和56年のチーム設立から42年間、地域の児童への野球競技の普及を行うとともに、地域の活動や伝統行事への参加、清掃活動などのボランティア活動にも努められ、スポーツを通して子どもたちの健全育成に永年取り組んでこられました。
そして毎年、県内屈指の強豪チームを作り上げ、今年も小学生の甲子園とも呼ばれている「高円宮杯全日本学童軟式野球」に出場され、強豪チームを相手に熱戦を繰り広げました。
今後益々のご活躍をご期待いたします。