市長の活動日誌:2023年8月21日から8月31日まで

更新日:2023年09月04日

令和5年8月21日(月曜日)

国道415号の富山石川県境区間の要望で、佐藤国土交通省富山河川国道事務所長と新田富山県知事に要望に伺いました。
国道415号羽咋神子原・氷見熊無区間整備促進期成同盟会での要望で、岸羽咋市長が会長を、氷見市長が副会長を務めています。
石川県側では平野部で進めている同路線のバイパス工事が今秋に完成予定で、富山県側で進めている谷屋・大野間もあと数年で完成です。
これら工事の完成後、即座に残る県境区間の着手ができるよう、今後ともに国や県に対して強く要望してまいります。

 

晩に宮田地区での「市長のまちづくりふれあいトーク」を開催しました。
今年度は市南部地区12箇所での開催です。
私から県内でもトップクラスの子育てや移住施策などの市政の概要を説明したあと、宮田地区の皆様から、道路や河川の整備、竹林整備、地籍調査、空き家対策、太陽光発電の補助、海岸漂着ゴミ対策等の要望や、将来の人口減少社会における市の展望などの意見が出されました。
こうした地域課題に対してもしっかりと対応してまいります。

令和5年8月22日(火曜日)

氷見市出身の幕末の剣豪、斉藤弥九郎翁の玄孫(やしゃご)(孫の孫)にあたる東京都在住の山崎玲子様から、これまでの感謝とともに、引き続き弥九郎翁の顕彰をお願いしたいとの思いから、この度多額のご寄付(30万円)をいただきました。
市では2021年に、没後150年記念の特別展を開催したり、昨年3月にはマンガ本の「斉藤弥九郎の生涯」を発刊しています。
また、昨年は私も東京都渋谷区代々木の福泉寺にある弥九郎翁のお墓にお参りしてまいりました。

 

氷見市の課題である「若年層の転出超過」の解消に向けて、若者政策提案コンテストを実施しました。
6組の皆さんから提案があり、プレゼンテーションの上、審査の結果、氷見市出身で金沢大学生の山本さんが最優秀賞に輝きました。
山本さんの提案は、「Himiversity」として、Himi+Universityとして、氷見で多様な高等教育を行うことで、若者を呼び込もうとするものです。
また、優秀賞として氷見高校生の名苗姉妹二人による「Z世代を呼び込め!![手伝い旅]で輝く氷見の魅力を全国へ」と、移住者でもありご自身も自宅を改修して住んでおられる籔谷さんの「住まいから広がる理想の暮らし 空き家改修ディベロッパー構想」の2点を選定しました。
残り3提案も、「既存施設を活かして」、「"Okawari Cycle"  Himi  City  おかわりのしたい街へ」、「地域貢献部のご提案」と氷見市の良さを活かして若者を呼び込む提案で、今後、市の施策に反映させていきたいと考えています。

令和5年8月23日(水曜日)

8月27日(日曜日)に開催される大相撲夏巡業氷見場所の開催に向けて、公益財団法人日本相撲協会巡業部の振分親方(元寶智山)が、ご挨拶に来訪されました。
氷見市ゆかりの朝乃山関も参加するので、38年ぶりとなる氷見場所を楽しみにしていてくださいとのことでした。

令和5年8月24日(木曜日)

黒部市にて富山県市長会議を開催しました。
10月に開催する北信越市長会総会への提出議案や今後の市長会の開催市の順序、今後の行事日程などの審議です。
会議の後、昨年4月にオープンした道の駅「KOKOくろべ」や、旧市役所跡地に建設中で来る9月にオープンする「くろべ市民交流センター」、宇奈月にある関西電力の「黒部川電気記念館」を視察しました。
今年が宇奈月温泉開湯100周年に当たることや、来年は宇奈月のトロッコ列車や関西電力の高熱隧道を経由して黒部ダムまで通じる「黒部宇奈月キャニオンルート」が一般開放されることから、人気スポットとなりそうです。

令和5年8月26日(土曜日)

氷見運動公園野球場竣工式を開催しました。
旧野球場は昭和51年に完成し、老朽化や地盤沈下が著しく、令和元年度から4年余りをかけて改修しました。
私も大学の専攻は地盤工学で、また、京都大学同級生が当時岐阜大学の副学長で地盤沈下の専門家だったので、設計に当たり外野席の盛土は地盤沈下を促進するため撤去するなど色々とアドバイスを頂き、施工を工夫して完成させたものです。
電光掲示板も新たに取り入れて最新の野球場となりました。
今日の記念試合は、氷見高校新チームと氷見出身の部員が多い高岡工芸高校新チームの試合でしたが、始球式では、氷見高校の選抜甲子園出場バッテリーの青野投手と大沢捕手で、私がバッターを務めさせて頂きました。
2016年の世界少年野球富山大会で氷見運動公園野球場を訪問された氷見ゆかりの(お母様が氷見市ご出身)福岡ソフトバンクホークス取締役会長の王貞治さんからも、心温まるお祝いメッセージを頂きました。

令和5年8月27日(日曜日)

待ちにまった大相撲夏巡業氷見場所、38年ぶりでの氷見での開催で、約4400人の方が来場されました。
富山新聞創刊百周年記念事業として実施していただきました。心より感謝いたします。
地元の中高生と関取との稽古や、唐戸山神事相撲の地元の大関の紹介、巡業ならではの相撲甚句や初切(しょっきり)、朝乃山の髷結実演、横綱の綱締め実演などのほか、幕内力士の対戦、弓取り式など盛りだくさんでした。
やはり、なんと言っても朝乃山は大人気。朝乃山の取組みでは、大きな声援でした。

令和5年8月29日(火曜日)

氷見市戦没者追悼式を挙行しました。
苛烈を極めた先の大戦において、その身を顧みず、祖国を思い家族を案じつつ、遠く異郷の地で尊い命を捧げられた2060柱の御霊(みたま)に、謹んで哀悼の誠を捧げました。
今日、私達が当然のように享受している平和と豊かさが、戦争で亡くなられた方々の尊い犠牲の上に築かれたものであることを決して忘れてはなりません。
道半ばにして亡くなられた方々の願いと尊い犠牲にお応えするためにも、私達の世代が美しい自然と伝統を守り、活力ある産業を創り育て、市民の皆さんが心豊かに安らげる「ふるさと氷見」を一層輝きに満ちたものとして、子どもや孫の世代にしっかりと引き継いでいけるよう、全身全霊で取り組んでまいります。

令和5年8月30日(水曜日)

久目在住の瀬戸良一様の満百歳祝いにお伺いしました。
瀬戸さんは大正12年8月30日生まれで、本日で丁度百歳になられました。
お元気でご自宅でお住まいで、畑仕事やテレビの相撲観戦もされておられます。
長寿の秘訣は、体を動かしよく食べることと少量の飲酒とのことで、これからもお元気でお過ごしくださるようご祈念いたしております。

 

防犯連絡所委嘱状交付式並びに研修会を開催しました。
「防犯連絡所」は、犯罪のない明るい地域づくり実現のため、地域住民からの信望が厚く、また、防犯活動に熱意と実行力のある方に対して委嘱を行っています。
氷見警察署管内には、2箇所の交番と9箇所の駐在所があり、各防犯連絡所はこうした警察組織と連携を図りながら、安心して暮らせる氷見市の実現にご尽力を頂いています。

 

晩に柳田地区での「市長のまちづくりふれあいトーク」を開催しました。
今年度は市南部地区12箇所での開催予定で、その4回目となるものです。
私から、県内初の1歳以上の第1子からの保育料無償化などの手厚い子育て支援策など市政の近況を説明したあと、地区の皆様からの質問を頂きました。
河川の改修や廃工場の撤去要望、道路の市道への移管、防砂林の管理、墓地の管理、市のホームページの拡充、道路・水路の除草などの要望を頂きました。
こうした各地域の課題についても、しっかりと検討してまいります。

令和5年8月31日(木曜日)

午後から、第2回「ワンチームとやま」連携推進本部会議に出席しました。
県知事と県内15市長村長が一堂に会し、共通する課題に対し、意見交換する会です。
今年度は、以下3つの課題について連携して進めていますが、その進捗状況や更なる取組みについて、色々とご意見が出ました。
1.自治体行政のデジタル化
2.こども・子育て施策の連携・ 強化
3.観光再始動に向けた受入体制整備