市長の活動日誌:2023年4月11日から4月20日まで

更新日:2023年06月26日

4月12日(水曜日)

年度当初にあたり、今日は一日東京で県選出国会議員の皆様や、国土交通省、総務省、農林水産省への挨拶回りでした。昨年開館した氷見市芸術文化館は、国土交通省の補助金が大きく、全体事業費約50億円のうち約15億円を補助金として頂いています。担当課長時代からお世話になった菊池官房技術審議官にお礼にあがりました。
また、環境省の補助金もあり、残りを総務省の過疎債で約30億円を頂いています。
この過疎債(30億円)は返還する必要がありますが、その7割は総務省の交付税で補填されるので、氷見市の実質負担は3割の約9億円です。この9億円相当額も昨年度の剰余金で基金に積み立ててありますので、後年度での負担は生じません。
このほか、国土交通省では道路局長、水管理国土保全局長(前北陸地方整備局長)、砂防部長(元立山砂防事務所長)、総務省では自治財政局長、財政課長(元富山県経営管理部長)、農林水産省では、農村振興局長等に農山漁村振興交付金での氷見イノベーション構想の要望などを行いました。

4月13日(木曜日)

株式会社小松製作所(コマツ)様から多額(100万円)の企業版ふるさと納税を頂きました。コマツ様からは、創立100周年を記念して、一昨年度には300万円の企業版ふるさと納税を頂いており、それに続くご寄付です。心より感謝申し上げ、氷見市芸術文学館の整備にかかる費用に活用させていただきます。

今日は13日、ヒミの日で市長室トークの日で、2組の方が来られました。1組目の方は、昨年に続いて島尾キャンプ場にて「ビーチ マルシェ」を開催することのご案内でした。今年は、県内のみならず石川、福井、京都、宮城県から合計8店のクラフトビール店が出店されます。氷見牛等の食やスイーツ、ワークショップなどもあり、楽しみです。
2組目の方は、タイルを用いたワークショップを開催しており、親子体験などで教育に貢献したいとの申し出でした。市内でのマルシェなどのイベントに合わせてご出展いただければと思います。また、まんがを活かしたまちづくりにあたってのお土産品の造成のご提案も頂きました。

4月14日(金曜日)

退任行政相談委員への感謝状贈呈式を開催しました。氷見市には3人の行政相談委員がいますが、坂本研資さんには3年8ヶ月にわたり務めていただきました。今日は、総務省の富山行政監視行政相談センター所長から感謝状が贈呈されました。
行政相談は無料で、毎月第一、第三月曜日に市役所にて開催していますので、ご利用ください。

4月15日(土曜日)

「福来(ふくらぎ)の挑戦」出版記念の氷見市地域福祉実践セミナーが氷見市芸術文学館で開催され、全国各地から約200人の方が出席されました。全国的にも先進的な氷見市社会福祉協議会における40年の挑戦を、これまでご指導頂いた日本地域福祉研究所理事長の大橋謙策氏と日本福祉大学学長の原田正樹氏が監修して出版していただき、大橋先生の特別講演や関係者によるパネルディスカッションが行われました。

4月16日(日曜日)

第4回「花の里くまなしウオーク」に参加しました。熊無地区では、一昨年に「熊無地区指定文化財くまなしガイドブック」を作成するとともに、昨年度はマスコットキャラクターの「くまなし クマタロー」「ろんくまちゃん」やそのPRソングの発表など、地域の活性化に向けた活発な活動を展開しています。
今日は50人あまりの方が参加され、桜や椿など地区の有名な箇所などを約2時間半かけて回りました。今年は桜の開花が早く、葉桜もありましたが、黄色や緑の変わった桜や、通称「熊無モネの池」も見応えがありました。

4月17日(月曜日)

氷見の春を告げる「まるまげ祭り」が4年ぶりで開催されました。太鼓台や花笠童子を先頭に、稚児、神輿などに続き、丸まげを結った一般公募の未婚女性が、市街地を巡って幸せな結婚を願う祭りです。江戸時代に、芸妓が年に一度の休日に人妻を象徴する「丸まげ」を結い、千手寺の観音様に願かけをしたのが由来です。
私の娘も6年前に、丸まげ祭りに参加し、約一年後に幸せな結婚にたどり着くことができました。

今日、明日と上日寺で「ごんごん祭り」が開催されており、夕方に、警察、防犯協会等でごんごん祭りパトロール出発式を開催しました。ごんごん祭りは、江戸時代初期に、氷見に日照りがひどく、雨乞いのお祈りをしたところ、雨が降ってきたので、鐘をついて感謝したことが起源となっています。

4月18日(火曜日)

昨日、今日と氷見市の奇祭の「ごんごん祭り」でした。江戸時代に、日照りが続いたことから願かけをしたら雨があったことから、上日寺の鐘をついて感謝したことが起源です。今日は、そのフィナーレを飾る第25回「ごんごん鐘つき大会」でした。
一般の部は50kgの松の丸太で一分間に撞く鐘の回数や音色を競います。また、子どもや女性の部は20kgの丸太で5回撞いてもらいます。
私も年甲斐もなく、観光協会の松原会長とともに前座でトライして、30秒程で20回撞きました。我ながらまだまだ若いかな。

4月19日(水曜日)

第33回「安部賞」表彰式を開催しました。安部賞は、氷見市名誉市民の故安部清先生のふるさとを思う尊いご寄付を基金として、優れた功績をあげ、次代を担う青少年の模範となられる方々を表彰するため平成3年に創設されたもので、これまでに36個人、37団体の方々を表彰してきました。
今年度は、体育スポーツ部門で「朝日丘相撲倶楽部」、社会福祉部門で「特定非営利活動法人 安靖(やすらぎ)氷見共同作業所」を表彰いたしました。両団体には、これからも市民に夢や希望を与え続けて頂き、さらなるご活躍をご期待いたします。