市長の活動日誌:2021年3月11日から3月20日まで

更新日:2021年04月06日

3月12日(金曜日)

令和2年度北陸農政局未来につながる持続可能な農業推進優良事例表彰で、有機農業・環境保全型農業部門において、「農事組合法人 天神」が表彰を受けられ、代表の扇浦久信さんが受賞報告に来られました。
天神の皆さんは、環境負荷の低減のため土壌診断に基づいた土づくり、畦畔除草の徹底、除草効果を高めるための水管理の徹底等を行い、特別栽培米やエコファーマーマークの表示、化学農薬不使用栽培のマコモタケの加工品販売等を行うなど環境に優しい農業を実践されており、こうした取り組みが評価されました。
市としてもこうした取り組みが広がりますよう支援してまいります。

 

氷見市土地改良区第49回通常総代会に出席しました。
農村地域の人口減少、高齢化の進行に伴う農業後継者不足に加え、大雨や強風、大雪など顕在化する自然現象の猛威により、農業農村を取り巻く環境は厳しいものがあります。
こうした中、農地の大区画化やスマート農業の導入など地域の農業を支え、国土の保全にも取組んでいる土地改良区の果す役割と期待は大きいものがあり、市としても連携して、土地改良事業やため池改修などを国、県に要望してまいります。

 

今月の市長室トークを開催しました。
今日は、稲積地区自治振興委員連絡協議会から、稲積放課後児童育成クラブが利用している旧稲積小学校が、築80年以上経過して老朽化していることや耐震性が懸念されることから、建物の建設の要望に来られました。
旧稲積小学校は、稲積地区の公民館、指定避難所、放課後児童育成クラブの場所となっていることから、これらの機能をどう確保するか総合的に検討したいと思います。
何よりも、子どもたちの安全な学習環境の確保が大事ですので、検討を急ぎたいと思います。

3月14日(日曜日)

令和3年「新成人のつどい」を開催しました。
当初は1月10日に予定していたのですが、豪雪で前日に急遽中止とし、本日の開催となったものです。
新成人の皆様には、これまで慈しみ育てて頂いたご家族や恩師、地域の皆様に対する感謝の気持ちを忘れず、また、大人の自覚と責任を持って、将来の夢に向かって歩んでいってほしいと思います。
また、式典のあとは新成人4人の皆様との、将来の夢や氷見市の活性化について、トークセッションを開催しました。その概要は「広報ひみ」4月号と4月に入ってからのケーブルテレビで放送予定ですので、楽しみにお待ちください。

市道鞍川霊峰線の開通式及び朝日山公園見晴らしの丘の竣工式を併せて開催しました。
鞍川霊峰線は、市役所横の国道415号からふれあいスポーツセンターまでの新たなアクセス道路(延長910m)となるのもであり、平成21年度に着手しました。国道160号の混雑緩和に資するものと大変期待しています。
見晴らしの丘(面積5.3ha)は、七軒町の急傾斜地崩壊防止工事と併せて平成10年度から取り組んできたもので、富山湾や海越しの立山連峰、市街地を眺望できる高台にあり、子どもたちが伸び伸びと遊べる大型の複合遊具等を整備しました。
この2つの施設の完成で、朝日山公園周辺の魅力と利便性が格段に向上し、氷見の新たな名所としてご利用頂けれるものと思っています。

3月15日(月曜日)

氷見市防犯協会から、新一年生になる皆さんへの「防犯袋贈呈式」を開催しました。
今日は代表して、宇波保育園の園児3人にお渡ししました。
防犯袋には「いかのおすし」として、いかない・のらない・おおごえをだす・しらせる の標語のチラシも同封してあります。
園児の皆さんからは、力強い安全の誓いを発表して頂きました。

 

氷見市地域おこし協力隊の野口朋寿さんが、「富山県地域おこし協力隊表彰」においてグランプリを受賞され、その報告と退任挨拶に来られました。
野口さんは、氷見市の地域資源である「魚」を生かした「フィッシュレザー」を開発され、氷見ならではの新たな地域資源として産業化を目指して取り組んでいることなどが評価されました。
氷見市の地域おこし協力隊では、3年連続3回目の受賞(グランプリは2年連続2回目)となりました。

3月16日(火曜日)

この4月から、能越ケーブルネットのテレビ放送で新番組「サンデーひみ」を放送します。
民放経験のある篠田副市長が編集長として、アシスタントに準ミス・ワールド2020代表の山口佳南さん、レギュラーコメンテーターに松原勝久さんのメンバーで、氷見の最新情報を深堀りしてお送りします。
また、youtubeでも発信しますので、ご期待ください。

3月17日(水曜日)

日本農業遺産認定証授与式がリモートで開催されました。
県内初となる日本農業遺産の「氷見の持続可能な定置網漁業」の認定を、野上農林水産大臣の祝辞にもあったように、ゴールではなく未来へ向けたスタートととらえ、地域の誇りや活力につなげてまいりたいと考えています。

 

最終回となる市民会館跡地等利活用検討委員会を開催しました。
これは、市民会館跡地と教育文化センター、旧南大町こども園を今後どのように活用していくか、基本構想を策定するための各施設の活用方策を委員の皆様に検討して頂いたものです。
取りまとめ案としては、市民会館跡地は、こども図書館、中高大学生の居場所、曳山等の展示、ふるさとアーカイブ(偉人の紹介)を集約して整備し、駐車場は曳山5基全てが揃う広さを確保する。
教育文化会館は、耐震化を行い現在の機能を高めるとともに4階は地震・津波等を考慮した防災拠点の機能も確保する。
旧南大町こども園跡地は大規模な改修は行わず、将来的には民間への売却も検討することで概ね意見が一致しました。
今後基本計画、基本設計へと進めてまいります。

3月19日(金曜日)

氷見市自治振興委員連合会役員会を開催しました。
今年度はまさしく新型コロナウィルス感染症対応に終始した一年であり、自治会の各種イベントやお祭りなどが中止や縮小を余儀なくされ、自治会運営にご苦労された年でした。
そうした中、本日の役員会で、会長等の役員改選や新型コロナウィルスワクチン接種のスケジュールなど当面する課題について説明させて頂きました。

 

自衛隊入隊者の激励会を開催しました。
今年度は氷見市から4名の方が入隊される予定で、本日は3名の方が出席されました。
国防という崇高な使命を胸に、まもなく入隊を迎えられますが、健康に十分ご留意されるとともに、厳しい訓練を乗り越え、大いにご活躍されることを心より期待しています。
私の父も二十歳頃に、陸上自衛隊の前身である警察予備隊の第一期生として入隊し、数年間過ごしたと言っており、他人事でなく頑張って欲しいと思います。

 

第5回の高岡市・氷見市消防広域化協議会(最終)を開催しました。
高岡市と氷見市の消防広域化に向けて、令和元年7月にこの協議会を設置し協議を行ってまいりましたが、協議が整い、来月4月1日から新たに高岡市消防本部に一本化して新たな組織としてスタートします。
氷見市においてもこの広域化に合わせ、新たに柳田出張所を建設してきましたが、明日竣工式を迎えます。
このことで、大規模災害への備えもできますし、氷見市の南部地域や高岡市の一部においても現場到着時間の短縮も期待されるものです。
今後更に両市の連携、協力を行い、市民の皆様の生命及び財産を守るため、努力してまいります。

 

新年度の氷見市の人事異動を発表しました。
国の第5次男女共同参画基本計画では、2020年代の可能な限り早期に指導的地位に占める女性の割合を30%とするとしていますが、本市では今回の異動で女性の管理職比率を32%迄(前年度28%)引き上げ、積極的な登用を図りました。
また、幹部職員に若手職員も積極的に登用しました。
こうした体制で、新年度も市民奉仕に務めてまいります。

3月20日(土曜日)

氷見市消防団春季消防訓練を実施しました。
春先は空気が乾燥しており、山林火災が発生しやすいことから、山林火災を想定したポンプの連携送水訓練等を実施するとともに、全分団が集まって消防庁長官表彰の伝達式や消防協力企業表彰、家族表彰等を実施しました。
消防団の皆様には、日夜、消防防災の最前線に立ち、火災をはじめとしたあらゆる災害から、市民の生命、身体、財産を守るためにご尽力を賜っており、今後ともさらなるお力添えをお願いいたします。

 

氷見消防署柳田出張所の竣工式を開催しました。
この出張所は、高岡市との消防広域化の協議と共に、令和元年度から整備を行ってきたもので、氷見市の南部地区37%の人口に該当する地域の災害時の現場到着時間の短縮が図られ、救命率の向上、また、被害の軽減に大きな効果が期待されるものです。
4月1日から始まる高岡市との消防広域化と共に、市民の皆様の生命・身体・財産を守り、安全・安心なまちづくりに努めてまいります。