市長の活動日誌:2021年1月21日から1月31日まで

更新日:2021年02月04日

1月22日(金曜日)

ビジネスサポートセンター長の岡田弘毅さんと、エリアマネージャーの坂本是広さんから、活動報告をお聞きしました。
ビジネスサポートセンターは昨年6月に開設し、売上げ向上や新商品開発等の無料相談を行っており、これまで144事業者、619件の相談に応じており、新商品や新店舗などのリリース件数は22件に達しています。
また、セミナーを11回開催し、169名の皆様に参加頂いています。市外の事業者の相談にも応じております。
エリアマネージャーは、一昨年10月から、空き家・空き店舗の利活用やイベント開催、そのプロモーションを行っており、昨年度は4店の店舗の開設に繋げ、今年度は6件を目標にマッチングを行っています。
今後とも多くの皆様のご利用をお待ちしています。

 

氷見ロータリークラブ・氷見中央ロータリークラブ合同例会にて、卓話をさせて頂きました。
氷見市政の近況についてで、「住みたい街」「働きたい街」「育てたい街」を基本理念とする氷見元気プロジェクトの進捗を中心に説明させて頂きました。
今年は新型コロナウィルス感染症や豪雪など、新年から厳しい年となりましたが、今後、明るい年になりますよう祈念しています。

 

「ぶり奨学プログラム」に対して、氷見伏木信用金庫様から多額のご寄付を頂きました。
氷見市と氷見伏木信用金庫とは、「ぶり奨学プログラムに関する協定」を締結しており、信用金庫さんがこの度販売された「ぶり奨学定期預金」の販売総額20億円の0.01%の20万円をご寄付いただいたものです。
これまで、氷見市でのぶり奨学プログラムの登録者は213名で、そのうち29名の皆さんが氷見にUターンされています。
ご寄付のご厚志は、ぶり奨学生のために有効に活用させていただきます。ありがとうございました。

1月23日(土曜日)

小矢部市で高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されたことを受けて、10時より部局長連絡会議を開催し、今後の対応を協議しました。
市の鳥インフルエンザ対策本部設置要綱では、市内に鳥インフルエンザが発生した場合は対策本部を設置することとしており、対策本部を設置した場合も想定した準備事項を確認しました。
氷見市内には、100羽未満の小規模家きん農場が10箇所あり、約220羽のニワトリが飼育されています。
農場には野鳥と接触しないような対策を講じるよう指導するとともに、市から消毒用の消石灰を配布することといたしました。
市民の皆様には、死んだ野鳥等を見かけたら、素手で触らず、市や県にご連絡ください。

1月25日(月曜日)

新型コロナウィルス感染症対策本部会議(第20回)を開催し、「氷見市新型コロナウィルスワクチン接種実施本部」を設置しました。
2月下旬より医療従事者・救急隊員等を皮切りに(この部分は県が実施主体)、16歳以上の市民全員に2回のワクチン接種を実施するため、全庁的に対応してまいります。
なお、21日迄の市内のコロナウィルスの感染者は8名となっており、市民の皆様には、今後とも感染症対策にご留意頂きますよう宜しくお願いいたします。

 

富山県子育て支援・少子化対策県民会議にリモートで出席しました。県内の市長会を代表して委員に参画しています。
県で策定している、富山県子育て支援・少子化対策プラン(次世代につなぐとやまっ子みらいプラン)の内容説明があり、各分野からなる委員より意見が出されました。
私からは、娘が子育て世代で、核家族の子育ての大変さを実感していることから、産後ヘルパー派遣モデル事業や男性の家事・育児参画の促進の為にフレックスタイム制度(氷見市では令和元年7月から時差出勤勤務制度として導入)などが必要との意見を述べさせて頂きました。

1月27日(水曜日)

世界農業遺産及び日本農業遺産の認定申請にかかる二次審査が行われました。
新型コロナウィルス感染症を考慮して、リモートで開催されました。
「氷見の持続可能な定置網漁業」として申請しており、氷見が発祥の越中式定置網が400年以上にわたり改良を加えながら発展し受け継がれ、今では日本各地に広がり、コスタリカやタイ、インドネシアに技術協力もされています。
また、魚付き保安林による山影に魚が寄り添う習性から保安林の保全や、「森は海の恋人」、あるいは、「木一本、ぶり千本」と言われる山と海の繋がりから、漁業関係者の森林整備、また、市民皆さんでの海岸清掃など、市民が海を大切にしていることなどを申請内容に記載させて頂きました。
申請内容を篠田副市長がディレクターとして、企画・撮影・編集し10分のビデオにまとめ上映し、委員がその中身について質問する形での審査で、委員の皆さんからはわかりやすいとの評価も頂きました。
今回、全国の12地区から申請があり、委員会の審査を経て、2月中旬以降に、日本農業遺産の認定が発表される予定です。
ビデオ撮影や審査会にご協力頂きました皆様には、誠にありがとうございました。

1月28日(木曜日)

氷見高校生が、氷見の特産品を使ったメニューを考えて、東京都新宿区の「るるぶキッチン」で提供しているメニューの試食会が「うみあかり」で開催され、考案した高校生たちが試食しました。
私も市役所で一部のメニューをいただきましたが、大変美味しく、今後氷見の料理店でも提供できないか、担当者と相談したところです。
「るるぶキッチン」では、当初は1月29日迄の提供予定でしたが、2月14日迄延長して提供されます。

1月29日(金曜日)

第2回市民会館跡地等利活用検討委員会を開催しました。
これは、既に建物を解体した市民会館跡地や隣接する教育文化センター、近隣の旧南大町こども園の3つの施設に今後どのような機能をもたせるかを検討するために開催しているものです。
今回は3案を出して皆様のご意見をお伺いしました。
まちなかを周遊するのに、自然と市民が集まって居心地の良い施設にすることや人々の活動を誘発する空間が必要、必要な機能をなるべく一箇所に集約した方がいい、祇園祭だけでなく獅子舞などの祭りの展示も必要等のご意見を頂きました。
3月の最終委員会で取りまとめを行ってまいります。

 

大雪の予報がされており、雪害対策本部会議を開催しました。
現在、大雪注意報等が出されており、明日の朝までに10~20cmの降雪見込みですので、ご注意ください。
なお、北陸自動車道や東海北陸自動車道が通行止め区間がありますので、お気をつけください。

1月31日(日曜日)

氷見市消防団上庄地区防災センターの竣工式を開催しました。
現在の上庄地区防災センターは、昭和61年に建設されて以来34年が経過し老朽化していたため、国道415号の整備に合わせパイパス沿いに新規に建設し、消防団活動の拠点に相応しい施設を備えた地区防災センターとして整備を行ったものです。
消防団の皆様には、この新しい防災センターを拠点として、地域の方が安全で安心して暮らし続けられるよう、ご尽力をお願いします。