市長の活動日誌:2020年12月21日から12月31日まで

更新日:2021年01月08日

12月21日(月曜日)

氷見市で新型コロナウィルス感染者が確認されました。
市民の皆様には、あらためて、手洗いや手指の消毒、マスクの着用、ソーシャルディスタンスに配慮した新生活様式にご留意頂きますようお願いいたします。
また、感染された方の一日も早いご回復を祈念いたします。

新型コロナウィルス感染症についての新田知事からのメッセージです。
年末年始に帰省されるご家族もいらっしゃると思いますので、感染予防にご留意ください。

 

氷見市の民宿や料理店29店舗では、12月1日~2月28日の間「ひみぶりフェア」を開催しています。
今日はひみぶりフェア実行委員会の松原会長と、お昼に試食会を開催しました。
今年はひみ寒ぶりが豊漁ですし、多くのお店では、go to イートやひみpayも使えますので、県内や近県の皆さんには、新型コロナウィルスにもご留意のうえ、ご家族などでご利用ください。

 

連合富山・高岡地域協議会 氷見地区協議会から、氷見市の来年度予算編成に向けた政策・制度に関する要求書をいただきました。
・新型コロナウィルス感染症による影響への総合政策
・雇用の安定と公正労働条件の確保
・地域経済・産業政策の一体的推進および地域活性化への支援強化
・すべての生活者が安心できる社会保障制度の確立
・学校の働き方改革を通じた教育の質的向上
・公共交通を中心とした社会インフラの構築
などです。
しっかりと庁内で検討してまいります。

 

氷見市行政改革推進市民懇話会を開催しました。
市では財政状況が厳しい中、行政改革も進め、また市民サービスの向上も図るため、中長期の財政見通しを毎年シュミレーションしながら、議会や市民の皆様に財政の健全性を確認して頂きながら、大型事業を進めています。
今日の会議では、昨年度の行政改革プランの計画達成度や今後10年間の中長期財政見通しなどを説明させていただきました。
委員の皆様からは、職員数や財政見通し、人口減少や移住対策、公共施設へのテナント入居やアウトソーシング、個人情報の管理徹底などのご意見をいただきました。
今後の行政改革に活かしてまいります。

12月22日(火曜日)

熊無自治会では、市の「おらっちゃ創生支援事業費補助金」を活用して、地区独自の文化財指定などによる文化財保護活動を行っていますが、花の里ウオーク等で活用する「熊無指定文化財くまなしガイドMAP」を作成され、その報告に来られました。
国重要無形民族文化財の藤箕製作技術や地区指定保存木、地区指定文化財の40件が掲載されています。

 

第1回市民会館跡地等利活用検討委員会を開催しました。
当跡地は、平成30年3月に策定された「氷見まちなかグランドデザイン」で、「図書館、博物館と一体となった"水とみどりの憩いの空間"」として、(仮称)氷見発見館が提案されています。
また、隣接して教育文化センター(未耐震)や近隣に旧南大町こども園(未耐震)もあることから、これら3つの施設をどのように活用していけばいいかの検討委員会を設置したもので、令和3年3月迄に今日を含め3回の委員会で方向性を出すことにしています。
今日の委員会では、氷見の偉人館、こども図書館や中高生・大学生の居場所、多世代交流の場とすることや、祇園祭の曳山や太鼓台展示、曳山の勢揃いの場などのご意見をいただきました。
今日頂いたご意見などを活かして、第2回に色んなパターン案を提案してまいります。

12月23日(水曜日)

氷見市農業再生協議会臨時総会を開催しました。
全国的な主食用米の需要量の減少に加え、コロナ禍による外食産業等の低迷により、令和3年産米の全国の生産量の目安が、今年より24万トン少ない693万トン(前年比▲3.3%)とされ、富山県及び氷見市では生産目標を今年比▲2.2%とされたところです。
これを受けて、市内の各支部別の令和3年産米の生産目標について協議したものです。
氷見市では高齢化や担い手不足などから耕作放棄地もあり、幸いにも、各支部とも今年度と同等以上の面積の作付けが可能な目標であり、農家の皆様には、来年度も自信を持って、美味しいお米を生産していただきたいと思います。

12月25日(金曜日)

金沢市が運営する金沢ふるさと偉人館を視察してきました。
氷見市では、旧市民会館跡地に浅野総一郎や斎藤弥九郎、南弘等の郷土の偉人の紹介や、氷見市の祭りなどを展示する(仮称)氷見発見館の建設を計画しており、先日の検討委員会で先進地の視察をしてはどうかとのご意見もあり、視察をしてきました。
金沢ふるさと偉人館は、平成5年に開館し、最初は5人の偉人の紹介だったものが、現在では32人を紹介したり、子どもたちの自画像展を開催したりと幅広く展示を行っておられます。年間入場者は約2万人で、うち、子どもたちが約半数とのことです。
八田與一技師や彼が台湾で建設した烏山頭ダムなども展示されています。
烏山頭ダムが完成したのが昭和5年。浅野総一郎はこの年に亡くなっていますが、浅野が興した台湾のセメントを使っていただろうし、南弘は昭和7年に第15代総督として台湾に赴任しているので、烏山頭ダムを視察しているかもしれません。こうした史実が明らかになることを期待しています。

 

JTBと氷見高校、氷見市が連携して実施している「産学官連携による滞在型観光推進事業」の一環として、新宿の「るるぶキッチンビルヂング」内にて、氷見高校生とるるぶ編集者が共同で開発した、寒ぶりや氷見牛など氷見市の特産品を使用した5品のメニューを提供して、氷見市の食材の魅力を発信します。
期間は1月4日から1月29日までです。
首都圏の方は多数お越しください。

 

【市長メッセージ    市民の皆様に年末年始にむけてのお願い 】

新型コロナウイルス感染症については、首都圏など大都市圏からの感染者が大幅に増加しており、全国的に感染が拡大しているほか、富山県内においても、昨日、過去最多となる23人の感染が確認されており、本日、県において富山アラート(新型コロナウイルス感染拡大警報)が発出されました。
こうしたことから、市民の皆様には、年末年始を迎えるにあたり、ご自身やご家族、大切な人の命と健康を守るためにも、以下の点についてご協力いただきますようお願いします。

1 「新しい生活様式」の実践と徹底をお願いします。
・3密の回避による身体的距離の確保
・マスクの着用
・手指の消毒、手洗い

2 感染リスクが高まる「5つの場面」の回避をお願いします。
 場面1 飲酒を伴う懇親会等
 場面2 大人数や長時間におよぶ飲食
 場面3 マスクなしでの会話
 場面4 狭い空間での共同生活
 場面5 居場所の切り替わり

3 感染者が多く発生している地域との往来は慎重な判断をお願いします。
首都圏、関西圏、北海道、中部圏など感染者数が大幅に増加している地域との往来については、基本的な感染防止策を徹底するとともに、そうした対応が難しい場合は、慎重に判断をしていただきますようお願いします。

年末年始を穏やかに過ごしていただけるよう、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

令和2年12月25日
 氷見市長 林 正 之

12月28日(月曜日)

今日は新型コロナウィルス感染症対策本部会議(第17回)や執務納めの式を開催し、今年の仕事を締めくくりました。
春先からの新型コロナウィルス感染症対策や経済対策を行ってきたほか、新文化交流施設の着工や氷見市初となる中国や台湾の都市との友好交流都市協定の締結、県内初の義務教育学校となる「西の杜学園」の開校などいろんな事がありました。
広報ひみ1月号に10大ニュースが掲載されています。
年末には、最大級の寒波の予報もありますので、新型コロナウィルスとともに大雪にもご留意ください。
また、今日でふるさと納税が3億円を突破しました(昨年度は2.76億円)ので、今年度目標を2.5億円から4億円に目標設定変更をして、返礼品等の費用を増額補正しました。氷見愛に溢れる皆様に感謝申しあげます。

12月29日(火曜日)

歳末消防特別警戒出動式に出席しました。
消防団の皆様には、新型コロナウィルス禍の中でも、地域における昼夜を問わずの防火・防災活動に献身的に活動されておられることに感謝申しあげます。
本年も残すところあと3日となり、一層気を引き締めて、警戒に当たっていただきますようお願いいたします。

12月30日(水曜日)

今日で今年の氷見漁港での水揚げは最終日となりましたが、ひみ寒ぶりは今日も1262本と豊漁で、今シーズンの累計が30506本と6シーズンぶりで3万本を超えました。
漁の安全やひみ寒ぶりのブランド管理などにご尽力を頂いている漁業者をはじめ水産関係者に感謝申しあげます。