市長の活動日誌:2020年10月1日から10月10日まで

更新日:2020年10月21日

10月1日(木曜日)

新型コロナウィルスの時代になり、リモートでの会議などが増えています。
今日は「地域から森里川海のつながりの回復に取り組む首長の会」にリモートで参加しました。
全国規模の会ですが、会長は森富山市長です。
環境省の担当官から重点施策等の説明がありました。
閉会挨拶は中井徳太郎事務次官で、中井次官は平成11年から12年の間、富山県に出向されていて、企画部理事時代には私の直属の上司で、北陸新幹線の誘致活動を一緒にしていました。その後、生活環境部長も歴任。

 

地域担当職員の辞令交付式を行いました。
氷見市では、地域の皆様と一緒になって地域課題について考え、地域活動に役立つ情報を提供するなど、地域と行政のつなぎ役として、平成24年度から、市内21地区に各地区2~3名の地域担当職員を配置しています。
今回の地域職員の選定にあたっては、中堅職員と採用4年目迄の若手職員がペアで業務に当たる制度に見直し、辞令を交付いたしました。
市役所の中だけで仕事をするのでなく、地域に積極的に飛び込み、地域住民の皆様と一緒に考え、行動していただきたいと思います。

10月2日(金曜日)

国道415号の県境区間の「羽咋神子原・氷見熊無区間整備促進期成同盟会」と、「大野・谷屋区間整備促進協議会」から整備促進の要望がありました。
大野・谷屋間については、事業が相当程度進んできており、県では令和7年度の完成目指して進められています。
県境区間は、今年度国において、機能強化に向けた調査を進めることとされており、両区間とも、市としても整備促進を県や国に働きかけてまいります。

 

今年度の氷見市戦没者追悼式を開催しました。
新型コロナウィルス感染症対策として、人数を絞った形での開催です。
今年で終戦から75年経ちますが、苛烈を極めた先の大戦で、その身を顧みず、祖国を思い、家族を案じつつ、遠く異郷の地で尊い命を捧げられた2060柱の御霊(みたま)に心より哀悼の誠を捧げます。
この犠牲となられた皆様のためにも、平和の尊さと美しい郷土氷見を次世代に伝え、氷見市の限りない発展と市民の皆様の幸せのため、力を尽くしてまいりますと改めて心に誓った次第です。

10月3日(土曜日)

今日はカターレ富山の「氷見市の日」です。
特設サイトから申し込めば氷見市民は半額で観戦できます。
私もカターレの応援に行ってきました。
相手はガイナーレ鳥取で、昨年の氷見市の日と同じ相手で、その際は5-0で圧勝でした。しかし今日は応援の甲斐も無く、決定力に欠き0-3の敗戦でした。
せっかくの氷見市の日ですので、市の観光ブースを出展するとともに、観客の皆さんには抽選で、ひみ番屋街の総湯の入場券など氷見市のグッズをお配りしました。

10月4日(日曜日)

朝日丘地区自主防災訓練に出席しました。
近年、毎年のように全国各地で大規模災害が発生しています。
また、昨今は新型コロナウィルス感染症にも留意して避難生活を送ることが求められています。
本日の訓練は、新型コロナウィルス感染症を考慮して、規模を縮小して開催されたものですが、マスクを着用しての間仕切り作成訓練や防災講習会などを行うものです。
災害は時と場所を選びません。普段からのこうした訓練によって、まさかの時に備えることは大変重要です。市としても必要な支援を行ってまいります。

10月5日(月曜日)

10月の定例記者会見を開催しました。
来年度の予算編成方針や新文化交流施設の起工式(14日)、中国寧海県との友好交流都市協定式(14日)、怪物くんモニュメントの除幕式(31日)などです。
また、市外との交流人口を増やす「氷見きときとファンクラブ」の会員募集、博物館の特別展、ひみの森づくり塾2020の開催等を発表しました。
記者からの質問で、来年4月の氷見市長選への対応については、「先ずは与えられた任期を公約の実現に向けて全うし、然るべき時期に対応を表明したい」とお答えしました。

 

高岡関野神社の酒井禰宜が来訪され、氷見市の床鍋地区で作成されたしめ縄でのコロナの退散の願いを込めたアマビエの輪飾りと関野神社作成のお守り、しめ縄を焼いた灰を釉薬とした壺をお持ちになられ、改めて床鍋のしめ縄の伝統を守りたいとの思いを伝えに来られました。
市としても床鍋地区でのしめ縄作りの伝統が守られるよう支援をしていきたいと考えています。

10月7日(水曜日)

自衛隊富山地方協力本部の神津副本部長が来訪されました。
令和2年度防衛白書をお持ちになられ、防衛省のこの一年間の取り組みや人材募集などについて説明を受けました。
この一年は、新型コロナウィルス感染症との闘いや災害派遣、北朝鮮によるミサイル発射対応などが記載されています。
自衛隊が活躍することがないような世の中を期待したいと思います。

 

2020ひみキトキト美術展を鑑賞しました。
今年は新型コロナウィルス感染症により、殆ど出展の機会がなかったことから、次代を担う若者たちの向上心や創作意欲を高めることを目的に本美術展が企画されました。
一般の方の出展もありますが、各部門の賞は25歳以下が対象とのことです。
書や絵画、デザイン、彫刻、写真、工芸の分野での大作が多数ありました。
今日から11日まで、ふれあいスポーツセンターで展示されていますので、多数ご鑑賞ください。

10月9日(金曜日)

氷見の浜活性化事業導入調査報告会を開催しました。
近年の主要魚種の漁獲量減少や魚価低迷、また就業者の減少・高齢化等、氷見の漁業をとりまく環境は厳しく、こういった水産業の課題に対処するために、全国の有効な活性化事例を紹介するシンポジウムを昨年8月に開催しました。
今回はそれを受けて、養殖や体験漁業の全国のモデルとなるような事例の現地調査報告と、氷見の浜で実施する場合の具体的な事業の提案説明を受けるために開催したものです。
東京海洋大学の馬場治教授等から説明を頂き、今後、漁業関係者と実現可能性などを協議していく予定です。