令和3年度縁結びおせっかいさん研修会「サポート力を高めよう」を開催しました。

更新日:2021年09月15日

令和3年7月9日(金曜日) 氷見市役所にて、縁結びおせっかいさん研修会を開催しました。

研修会の様子

今回は、NPO法人 りばてぃーOne 理事長  臨床心理士・公認心理士の坂本美奈子先生を講師としてお招きし、「サポート力を高めよう」と題して結婚を希望されている方への寄り添い方やアドバイスの仕方について教えていただきました。

 

楽しい心理ゲームに始まり、認知療法やアドラー心理学などの専門的なお話や、サポートする相手への具体的な声のかけ方など、明日から使えるお話ばかりの、あっという間の2時間でした。

 

その中のひとつ、「明元素」と「暗病反」のお話を少しご紹介します。

「明元素(めいげんそ)」は、簡単に言うと「明るい言葉」です。

ありがとう、素敵、元気、楽しい、やってみよう、勇気、できる…

「明元素」の言葉を使った人は元気になり、相手は素直な気持ちになります。

 

「暗病反(あんびょうたん)」は、逆に「暗い言葉」です。

不安、しんどい、めんどくさい、つかれた、無理、落ち込む…

「暗病反」の言葉を使った人は病んでいき、相手は反感・反抗をもちやすくなります。

 

「あーつかれた!」のように、普段からつい「暗病反」の言葉を使ってしまう方も多いと思いますが、使うことでより悪い状態になってしまいます。

研修では「暗病反」を「明元素」に変える練習をしました。

 

「つかれた」 は 「今日はがんばった」

「めんどくさい」 は 「楽をしたい」 「合理的」

「ごめん」「すみません」 は 「ありがとう」「次にいかします」

 

相手の言う言葉も自分で言い換えるとよいです。

子供が 「うざい」と言ってきたときは

「この子は『自立しています』と言いたいんだな」

と考えると、前向きに捉えることができます。

 

このように「婚活支援」にとどまらず、周りの人との関わり方や自分の思考パターンについても見直すことができるような内容だったため

 

「子供が小さいときに聞いておきたかった!」

 

「今まで否定的な表現が多かったから、肯定的な表現を使おう」

 

などの声も多く聞かれました。

講師の坂本先生

 

結婚のお世話をしたい方はもちろん、お友達が多い方、人との関わり方を学びたい方は

ぜひ縁結びおせっかいさんにご登録ください。

お待ちしております。

おせっかいさんたちの集合写真

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