市長の活動日誌:2020年4月11日から4月20日まで

更新日:2020年04月24日

4月12日(日曜日)

新型コロナウィルス対策として、暫定的に氷見消防署の臨時出張所を窪地区に設置しました。
氷見市の消防署は1本部1署体制で、全署員が同じフロアで勤務しているため、ひとたび感染者が出ると機能がマヒしてしまいますので、リスク分散を図るためです。
来年度から高岡市と一緒になった消防の広域化を行いますが、併せて、今年度に柳田地区に新たな出張所を建設する予定です。

4月13日(月曜日)

とうとう氷見市在住者で新型コロナウィルス感染者が確認されました。
今日20時からの県の記者会見で発表されました。
4月11日に感染が確認された28番目、29番目の富山市の40代の女性、10歳未満男児の親族の70歳代のご夫婦です。
幸い、お二人いずれも軽症で、現在、感染症指定医療機関に入院予定とのことです。
また、濃厚接触者は存否も含めて現在調査中とされています。
県内で多くの感染者が出ていることで、石井知事から県民メッセージが出されており、曜日や昼夜を問わず、不要不急の外出は控えるよう要請されています。
 

4月14日(火曜日)

今朝のNHKで富士市産業支援センターのカリスマ創始者の小出宗昭さんのニュースが流れていました。
このビジネスモデルはF-ビズとも云われ、全国で23都市で行われており、氷見市も24番目の北陸初として、昨年度ビジネスセンター長を全国公募し、岡田弘毅さんを選任し、現在、富士市で小出さんのもとで3カ月の実地研修をしており、6月に氷見市のビジネスセンターを開所します。開所の折には、市内事業者の様々な経営相談に応じていきます。

 

昨日、氷見市在住者から2人、新型コロナウィルス感染者が確認されたことから、市の第10回新型コロナウィルス感染症対策本部会議を開催しました。
感染防止のため、市民の皆様には改めて、「密閉」、「密集」、「密接」の「3つの密」を回避する行動やマスクの着用、手洗い、うがいの徹底、検温等の健康チェック、不要不急の外出の自粛などをお願いする旨の市長メッセージを出させて頂きましたので、ご協力をお願いします。
また、明日からのふれあいスポーツセンター等の閉館等も決定しましたので、ご理解、ご協力をお願いします。
そのほか、市内飲食店等のテイクアウト等の緊急応援ページを市のホームページに掲載しました。掲載希望の方は市役所や商工会議所、観光協会にご連絡ください。

 

新型コロナウィルスの関係で、市内の飲食店を応援しようと市や商工会議所、観光協会、有志が連携してホームページで、デリバリーやテイクアウトの情報を提供しています。
市役所の管理職も協力しようと、今日からランチのデリバリーやテイクアウトを始めました。

4月15日(水曜日)

氷見市と友好交流協定の締結を予定している中国の浙江省寧海県(にんはいけん)から、市あてにマスクを1万枚ご寄贈いただきました。
寧海県には、新型コロナウィルスが中国で感染しはじめた1月に、氷見医療福祉国際友好親善事業実行委員会(代表:松谷三和氏)が中心となって、マスク1万3千枚や消毒液等をお送りしたのですが、その返礼として贈られたものです。今後追加であと1万枚を送りたいとのご意向を聞いています。
また、「氷見市民の安全を心配しており、協力し合えば必ず疫病に打ち勝つことができると信じています」とのメッセージも添えられています。
メッセージにもあるように、今後の友情がより強固になり、協力がさらに豊かになることを願っています。

4月16日(木曜日)

市内のマスク不足から、株式会社あつみファッションさんから医療用マスク5000枚のご寄付の申し出を頂き、そのうち本日2000枚をご寄贈頂きました。
あつみファッションさんでは、これまでも当社製造の布マスク3000枚を市に納入頂いていますが、今回は生地の仕入れ先である中国の大連の会社から、医療用マスクの寄附があつみファッションにあったもので、その一部の寄附です。
マスクが不足している医療機関等へ優先して配布し、感染予防に役立てて頂きたいと思います。

 

株式会社T-Marks/SAYS FARMさんが、葡萄畑を拡張中で、西朴木の耕作放棄地約1.4haを造成中です。今日はその視察です。
昨年度は八代地区の約1haに約3000本の葡萄の苗木を植えられています。
農地の有効活用になるとともに、氷見特産のワインの増産にも寄与するものです。

4月17日(金曜日)

昨日、全国に新型コロナウィルス感染症にかかる緊急事態宣言が出されました。県内の感染者も昨日時点で68名と急増しているほか、氷見市でも2人の感染者を確認しています。
こうしたことから、本日、第11回新型コロナウィルス感染症対策本部会議を開催して、市内の小中学校の4月24日までの臨時休校を5月6日まで延期すること等を決定したほか、午後の知事の記者会見を受けて、市長メッセージを出させて頂きました。
市民の皆様には、ご自身を初め、大事なご家族や周りの方々に感染させない行動に最大限努めて頂きますようお願いします。
なお、氷見番屋街は、4月20日から5月10日まで休業するとのことです。

新型コロナウィルス感染症の拡大により、市内の飲食店、民宿等では大変経営が厳しくなっています。
市役所では、こうした事業者を応援しようと、市のホームページでテイクアウトやデリバリー情報を案内するとともに、弁当の出前などに協力しています。

4月20日(月曜日)

氷見のテイクアウトのヒミイーツの一覧化サイトが更新されました。
皆さんで飲食店や民宿等を応援しましょう。

 

新型コロナウィルス感染症対策として、氷見市役所の市民窓口には飛沫防止のためアクリル板を設置しました。
また、職場の感染予防及び感染した場合も想定したリスク分散として、会議室を使った分散型職場としました。