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【レポート】ご縁と恵みに感謝して、分かち合う時間 〜「むすびの会」感謝祭〜(おらっちゃ広報vol.1)

更新日:2016年12月27日このページを印刷する

 

餅つき1

 土を耕さず、農薬や化学肥料を使わず、草や虫を敵としない「自然農」という農法でお米や野菜を作られている、氷見市北大町在住の泉誠さん。普段は介護の仕事に携わりながら、市内の休耕地を活用し、地域の子どもや大人たちと農作業を共にする「むすびの会」を主宰しています。

 我々夫婦も、秋から少し畑をご一緒させていただいているご縁で、12月11日(日曜日)に行われた感謝祭にお邪魔しました。

 今回の感謝祭は、夏に泉さんが開催した地域での納涼祭や、田んぼ・畑を手伝った方への、泉さんからの感謝と交流会を兼ねたものとして行われました。親子連れをはじめ、町内会長や一人暮らしのお年寄りも参加され、会場の旧若葉保育園はとってもにぎやかな空間に。

 

餅つき2

 今日のイベントのメインはお餅つき。地域の方から譲り受けたという杵と臼、せいろを用いて、最初にみんなで玄米餅・白餅をつきました。玄米はなんと、5日間も浸水させて事前準備をされたのだとか。子どもたちも、子ども用の杵と臼で順番に餅つきにチャレンジしていました(^^)

餅つき3
餅つき4

 お餅に添えていただく、きなこ、つぶあん、くるみ味噌なども用意され、味噌汁が参加者に振る舞われたら、ここからは交流タイム。地域の方から差し入れられた漬物やお惣菜、お菓子も仲間に加わります。

 味噌汁は、動物性のだしを使わず、野菜の旨みをじっくり引き出す「重ね煮」で作られたもの。玄米餅も野菜の重ね煮も、共通しているのはじっくり時間をかけて下ごしらえされ、素材の命を丸ごといただける、シンプルながら滋味深いご馳走だということ。

 楽しい分かち合いのひとときの中で、欲張ってたくさん食べなくても心が満たされていくような感覚。自然農が大事にしている考え方のひとつ「足るを知る」が、提供された食事からも感じ取れるような気がします。

餅つき5
餅つき6

 老若男女が集うなかで、今回泉さんが大事にしたのは、付箋紙に参加者たちにそれぞれ「できること」「仕事」「困りごと」「夢」などを書いてもらって全員の前で読み上げ、お互いがつながるきっかけ、助け合えるきっかけを作ったこと。そこには、「できる人ができない人をサポートする、という当たり前のことがさらっとできる世の中にしたい」という泉さんの思いも込められていました。

 泉さんがこうして人の輪をつないでいるのは、「自然農」を通して土や植物と向かって見えてくるものが、生き方や教育など、すべてにつながっていて、それをより多くの人と共有したいから。

 

餅つき7
餅つき8

 一方で、泉さんは「そのときどきでメンバーが違っても、そのときのご縁やタイミングで来てもらえたらと思っています。自然農と同じように、できる範囲で、そのときの状況に応じて、自分がどうすればよいかを考えてやっていくだけです」と微笑みます。

 そんな肩肘張らない心のなかで泉さんが思い描く未来は、「ここにくれば何かあるかな」と、老若男女問わず気軽に立ち寄れるいう場所を、北大町にも作ること。地域の空いている場所が、そんなふうに活用されたら、素敵ですよね。

 「むすびの会」の今年の活動はこれで一区切りですが、興味のある方は、次の機会に参加してみてはいかがでしょうか?

■むすびの会 Facebookページ

https://www.facebook.com/shizennoumusubinokai/

 

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