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【レポート】まちづくりサロン 田中健士郎氏講演会

更新日:2016年12月28日このページを印刷する

クラウドソーシング講演会

 12月15日、国内最大級のクラウドソーシング(※)サービスを提供する株式会社クラウドワークス 地方創生ディレクター 田中健士郎氏を講師に招いて、まちづくりサロン「働き方革命 多様な働き方を通じて地域への移住促進を目指す」を、氷見市IJU(移住)応援センター(まちのたまる場)で開催しました。

 本ページでは、講演内容を要約した講演録を掲載しています。

※インターネットを活用し、企業や個人が直接仕事を受発注すること。

 

【田中健士郎さん】

上智大学経済学部卒業後、機械メーカーで海外営業を経て、株式会社クラウドワークスに参画し、自治体と連携した事業に携わる。

第一部 演題「成果にこだわる地方創生」

  私は、前職でアメリカのシリコンバレーに赴任した際に、お客さまの先進的な働き方を知ることができました。日本でも東京だけでなく、地方で多様な働き方が出来ないかと思っていたところ、クラウドソーシングに出会い、新しい働き方が出来るツールであると確信しました。

  クラウドソーシングとは、「Crowd群集」と「sourcing委託、外注」が付いた言葉で、インターネットを活用し、日本のあらゆる場所にいる人が、仕事を受発注する仕組みです。その特徴は、企業からの仕事を個人が請負、すべての仕事の工程がインターネット上で終わり、発注者と受注者が顔を合わせることがない。この2つが挙げられます。新しい働き方は、時間や場所にとらわれず、個人でも安心して働き、個人の力が企業にイノベーションを生み出すことができると考えています。

  発注者は、企業や国の機関、地方公共団体など17万社以上の登録があり、ロゴやチラシのデザイン、記事執筆、地域イベントのアイデアを考えるといった、いろいろな仕事の発注をしています。受注者は、登録数が100万人を超え、男女比率は半々で、年齢層は20歳から40歳代までで約9割となっています。地域別の取引を東京と東京以外で比べると、東京の仕事を東京以外の地方で受注しているといえます。登録者には、キャンピングカーで旅しながらデザイナーの仕事をしている人や、介護でUターンしたが、ライターとして正社員と同等に働いている人もいます。

 地域でのクラウドワーキング定着に向け、クラウドソーシングのメリットやワーカーを紹介するセミナーの開催、仕事を体験する講座、成果物の品質管理ができるディレクターを配置するなどして、地方の就労機会を創出しています。

第二部 トークセッション「クラウドワーカーという生き方」  ゲスト WEBコ-ディネーター(フリー) 加藤若菜氏 

 私は、前職はプログラマーやインターネット広告会社を経て、25歳で独立しました。現在は、自宅で猫5匹と仕事しています。毎月10数件のWEBデザインを請負ながら、企画からデザイン、集客など、発注した会社が軌道に乗るまで関わるコンサルタントのような仕事も多くなってきました。自分をアピールして積極的に応募していると、仕事の入らない月はありません。今までに一番大きかった受注案件は、4・500万円で、自分で出来ない部分は外注し、3・4ヶ月かかり納品したこともあります。2014年には、クラウドワークスからデザイン・オブ・ザ・イヤーを貰いました。

  カフェや旅行先のホテルなど、電源(コンセント)とWi-Fiがあればどこでも仕事ができます。コワーキングスペース(凡そ1席ごとの事務所借り)は施設が整っていて、仲間同士の情報交換もとれるので活用できます。氷見の特色を活かし「海が見えるコワーキングスペース」として、気分転換に釣りができるや、昼食に海鮮丼が食べられる、フリードリンクはフレッシュ・ジュースなどの特徴があれば、使ってみたくなると思います。また、東京では、就業前の朝に様々な活動をする朝活というのが流行っています。氷見には大きな漁港があり、朝早くから働く人も多いので、氷見でも朝カフェがあればいいと思いました。

  私は、毎朝の業務管理を大切にしていて、問合せの電話は何時にするとか、デザインの打合せは何時までにするといったように、業務を具体的にあげ、時間管理しています。クラウドソーシングを利用したら、すごく多くの良いアイデアが集まります。ただ、発注書の書き方ひとつで、求める成果物の出来栄えが違ってきます。メッセージだけで受発注を行っているので、そのスキルを磨かないといけないと考えています。

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[ 地域協働推進班 ]
〒935-8686 富山県氷見市鞍川1060番地  Tel:0766(74)8013 Fax:0766(74)8255 お問い合わせ

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