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【レポート】まちづくりセミナー 米良はるか氏講演会

更新日:2016年10月6日このページを印刷する

まちづくりセミナー

 10月3日、国内最大のクラウドファンディング(※)サービスを提供するREADY FOR株式会社米良はるか社長を講師に招いて、まちづくりセミナー「夢を現実にするクラウドファンディングを学ぶ」を開催しました。いきいき元気館には、市内外から約100人が訪れ、クラウドファンディングの仕組みなどを学びました。

 本ページでは、講演内容を要約した講演録を掲載しています。

※インターネットを活用した仕組みを通じて、不特定多数の出資者から資金調を行うこと。

 

【米良はるかさん】

1987年生まれ。国内最大のクラウドファンディングサービスを提供するREADY FOR株式会社代表取締役を務める。

クラウドファンティングを始めたきっかけ

 大学生の時に、たまたまパラリンピックノルディックスキーの荒井監督の記事を読んでいると、強豪ではあるが資金難により欧州のチームと張り合うことが難しい状況になっているという記事でした。この記事をみて、荒井監督やチームのために何かしたいと考えました。

 当時は、インターネットを使った取引が盛んでした。ウェブサイトを立ち上げたところ、目標額100万円を上回る120万円が集まり、荒井監督に送りました。お金が集まったからというわけではないかもしれませんが、このチームは金メダル2個の獲得という優秀な成績を収めました。

 この経験から、「特別な存在ではなくても、やりたいと思ったことを実行すれば、人の役に立ち、社会を変えることができる。そして、荒井監督のような熱い想いがある人を支援できる環境が必要である」と考えました。

 それからというもの、私の行動指針は、「やりたいことをやってみよう」に変わりました。資金を集める手段としてインターネット分野の最先端で学びたいと考え、アメリカのスタンフォード大学へ留学進学しました。

クラウドファンディングとは

 クラウドファンディングの仕組みは2008年から始まったとされ、その年に200件ものプラットフォーム(基盤)が誕生しました。インターネットの普及により、個人がSNSを利用して資金を集めることができる環境になっていました。2010年、アメリカでは、クラウドファンディングは資金調達の手段として主流となっている一方、日本では未知の分野という状況の中、2011年3月29日に日本初のクラウドファンディングサービス「READY FOR」を立ち上げました。

 クラウドファンディングは、学生のように実績がなくとも、共感を得られれば資金が集まります。その仕組みは次のとおりです。

①寄付型…一般的な寄付で見返りはない。

②購入型…金銭以外の物や権利などを支援金額に応じて見返り(リターン)としてお返しすること。

③投資型…株式上場しなくても、株式のように資金が集まる仕組み。

 たとえば、アメリカではスマート時計の開発で約20億円の資金が集まり、ハーバード大学に小学生を招待するのに約1億円の資金が集まりました。

クラウドファンディングの目的

  資金調達はもちろん、活動をPRして顧客を募るといったニーズ調査も併せて実施できます。ある購入型プロジェクトでは、毎年ライブを無料で開催している団体が、ライブにかかる費用の2千万円を募ったところ、目標金額を達成。ライブも大成功に終わりました。主催者は、会場使用料だけでなく、クラウドファンディングでプロジェクト自体を拡散することで、自分たちのやっていることを宣伝することができます。また、出資の見返りの「リターン」を入場券などに設定することで、観客確保にもつながります。

  現在のREADY FORの制度では、目標金額を達成した時のみ、資金を得ることができ、プロジェクトが実行できます。また、出資者は、実行者の熱い想いに共感することで、熱狂的なファンになってくださる方々を集めることができます。

 良いプロジェクトとは、支援者が具体的にイメージしやすく、共感が得やすいものです。クラウドファンディングには、地域の活動や個人の想いを実現するチカラがあると信じています。皆さんも、クラウドファンディングでぜひ自分がやりたいことに挑戦してください。

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