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鳥獣被害を防ぐために私たちにできること Vol.4

更新日:2016年5月25日このページを印刷する

電気柵は効果的に使おう!

 

 氷見市ではイノシシ対策に電気柵を使用している方が多いと聞きました。電気柵は、イノシシ侵入防止効果が高い柵なので全国的に利用されています。ただし、「適切に」設置しなければ、全く効果がなくなってしまいます。今回は電気柵設置の重要なポイントを紹介します。

 

電線は20cm間隔で!

電気柵の設置で最も重要なことは、電線を張る高さです。大雑把な高さやテキトーな間隔で線を張っても効果は得られません。

電気柵は、イノシシの体に電気が流れて電気ショックが起こり初めて効果を発揮します。しかし残念なことに、イノシシの体毛の上からでは電気があまり流れません。イノシシの体で電気を通しやすい部分は鼻先くらいしかないので、電線はとにかくイノシシの鼻に触れやすい高さや間隔にしなければなりません。そのための最適な電線の間隔は20cmです。

2段の電気柵の場合、電線は地面から20cmと40cmの高さにしてください。この高さが鼻先で触れやすいということが、科学的に実証されています。

 20・40cmの高さではイノシシに飛び込まれるのではないかと心配して、電線を少し高く(30・60cmくらいの間隔)してしまう方もいます。しかし、10センチメートル程度間隔が広くなるだけでイノシシの行動はがらりと変わり、鼻先で電線を触らずに侵入します。20・40センチメートルの2段張りで十分な効果はありますが、どうしても高さが心配な場合は、20・40・60センチメートルの3段張りにしてください。

 

舗装道路に際には設置しない

電気柵はアスファルトやコンクリートで舗装された場所からできるだけ離して、土の地面に設置してください。電気ショックをイノシシに与えるためには、鼻先から入った電気が身体を通り抜け、足先から地面に抜けることが必要です。しかし、イノシシの足先が舗装された場所にあると電気が地面に抜けにくく、電気ショックの威力が極端に弱くなります(俗に言うアースが取れていない状態)。イノシシの足先を確実に土の上に持ってくるために、柵の外側40〜50cmは土の地面になるように設置してください。

 

明るい時間も電気を流す 

電気柵には周囲の明るさを感知して夜だけ通電する設定があります。しかし、この設定にするとイノシシに侵入される可能性が高くなります。

日の長い時期、農作業を始める前や終わった後の田畑には、人がいない明るい時間が長くあります。明るいため夜間通電の設定では電気が流れませんが、人がいないためイノシシは田畑へ出てきます。通電していない電気柵は、イノシシに簡単に突破されてしまいます。さらに、イノシシは侵入を繰り返すと学習して、徐々に電線を触らなくなるため、通電した電気柵の効果も下がってしまいます。電気柵の効果を維持するためには、人がいない時は常時通電するようにしましょう。

 

20cm間隔で適切に設置された電気柵

【20cm間隔で適正に設置された電気柵】

 

舗装道路の際に設置された電気柵

【舗装道路の際では効果がない】

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[ 農業畜産・いのしし等担当 ]
〒935-8686 富山県氷見市鞍川1060番地  Tel:0766(74)8086 Fax:0766(74)1447 お問い合わせ

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